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準備編 出発88日前 2月20日(木)

2月20日(木)
88日前には、巡礼に関することは何もしなかった。その代わりでもないが、毎週木曜日のオラトリオソサエティーの定例練習に出席した。この合唱団は、2023年には創立150年になる。今シーズンは、後二回のステージがある。3月2日には、カーネギー大ホールで、ブラームスのドイツレクイエムを歌う。ソプラノソロは美人でマラソンも走るスザンナ・フィリップス、バリトンは日本が生んだ世界のバリトン、大西宇宙。滅多とない組み合わせである。今日のリハでは、1,2,3,4,6,7楽章つまり5楽章以外はみんな練習した。
この曲に初めて出会ったのは、2003年-2009年まで歌ったマスターワーク・コーラス。とても歌いにくい曲であった。指揮者のAndrew MeGillに叱られながらあきらめずについていった。その後、いろいろなところで歌ったが、今回の練習では本当にいい曲だと思うまでに至った。関西学院高等部でメサイアにであってから、クラシック合唱曲にのめりこんでいった。モツレク、ベルレク、フォーレレクイエム、ロ短調ミサ、第九などの名曲に出会い、歌い続けて、これらを歌うことが楽しくなるまでになれたことはまことに有難い。やはり、演奏者がいい曲だと思い、歌うことを楽しんでいるといいいい演奏になると思う。まだ本番までに2/27、28、29の三日間の練習とオケ合わせがある。演奏会は3月2日月曜日。この日が終わると、巡礼に専念するため、オラトリオの練習と演奏会は休むことにする。