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4月20日(月)

4月20日(月)
気温はやっと60度になっただろうし、風もない。明日は嵐がくるというので、今日走っておこうとWillard 2.5 マイル。42:46 マイルあたり17:06、キロ当たり10:40.いつもの通り。今日からPedimeterを使いだしたが、2.5マイル走ってたった3400歩強。
・本4月20日にクオモNY州知事が発信したメッセージの一部は以下のとおりです。
-入院者数(1万6103人)等の指標は引き続き減少している。次の関心は,感染のピークを過ぎたこの減少がいつまで,どの程度の早さで続くのかということでありモデルによって2週間から1ヶ月と幅がある。
– 昨日の死者数は478名,新たな入院数は1380人で減少傾向は続いているが,痛ましい数字である。
– 経済社会活動の再開にあたっては,目標値(Bar)を高めに設定することが重要。そのため,ビジネスや学校,公共施設,パレード,ビーチ,コンサート等の再開は,感染率をコントロールしながら,引き続き慎重に検討すべき。
– 繰り返しになるが,1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す「基本再生産数(R0アールノート)」を現在のNY州の数値である「0.9」からアウトブレイクを防ぐ「1.2」の間にコントロールしながら,社会経済活動の再開を行う必要がある。そのためには,州民が引き続き感染率を上げない行動を取る必要がある。
– 本4月20日から,新型コロナウイルスの免疫の有無を調べる抗体検査を州内20カ所の食料品店に設置した検査所で始める。抽出検査により感染者の割合が分かり直面している感染の実態が明らかになる。
– 最前線で働く全ての関係者に感謝する。そのうち2/3は女性,1/3は低所得層であり,その事実がヒスパニック系,アフリカ系住民の感染率を高めている。そういった最前線の方に報いるために50%の危険手当てを提供できるように連邦政府と協議する。あわせて,人口密度の高いNY市の公営住宅に住む人々に対して現地での医療サービス,診断検査の実施などを手当していく。

◎失業保険のオンライン申請等
・4月20日,NY州労働局は失業保険の受給について処理の迅速化を図るための大幅な増員とオンラインでの申請受付を発表しました。NY州では失業前の収入に応じて$104ー504/週が支給(年間で最長26週間)されます。
・なお,各州による失業保険の給付についてはコロナウイルス支援・救済・経済安全保障法(CARES法)に基づき現在以下の特例措置が講じられています。
(1)給付金の上乗せ:$600/週(2020年7月31日までの間)
(2)給付期間の延長:13週間(従来の給付期間と合わせて最長39週間)
(3)給付対象の拡大:自営業者,フリーランス等
・失業保険の受給申請については下記リンクをご参照下さい。
https://labor.ny.gov/unemploymentassistance.shtm
https://labor.ny.gov/ui/cares-act.shtm/

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ
・本4月20日にデブラシオNY市長が発信したメッセージの一部は以下の通りです。
– 一日あたり入院者数等は減少傾向にあるが,今後も拡大防止に取り組む必要がある。そこで,6月末までの不要不急のイベント(パレード・コンサートといった人が集まるもの)を全て中止とする。どのイベントも年内の延期や中止を検討することになるが,重要なのは安全である。特に規模の大きいプライドパレード,プエルトリコパレード,イスラエルパレードについては主催者とよく連携する。
– 医療具について,マスク,手袋,人工呼吸器については来週までストックがある一方,手術衣が不足しており今週を乗り切られるかわからない。そのため,地元企業が40万着の手術委を生産できるよう連邦政府から生地の提供を受けるなどして乗り切っていきたい。
– 救急医療サービス(EMS)が少しずつ回復してきた。例えば,緊急電話の数は,ピークの3月30日が一日6527件だったが,4月18日には3485件と減少した。また,緊急事態管理庁(FEMA)が,350台の救急車を手配し,先週100台到着した。協力に感謝したい。

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ
・本4月20日にマーフィーNJ州知事が発信したメッセージの一部は以下のとおりです。
– 新規感染者数の増加分は安定しつつあり,新規入院者数は減少傾向にある。また新規入院者数よりも退院者数の方が少なく,医療体制維持にとっては良いニュース(退院者数583人,新規入院者数482人(4月19日22時時点))。このデータからは,ソーシャル・ディスタンシングの取組が成果をあげていることがわかり,州民の取組に感謝。新型コロナウイルスとの戦いは,正しい方向に向かっている。しかし,まだ勝利を宣言できる状態にはなく,自宅待機及びソーシャル・ディスタンシングへの協力をお願いする。
– 近日中に経済再開にむけた指標を発表する予定。経済再開については,慎重にそして戦略的なアプローチをとる。

感染者数の多い主な国(4月20日正午時点厚労省とりまとめ)
感染者数 死亡者数
米国 759118 40665
(うちニューヨーク州) (242786) (13869)
スペイン 195944 20453
イタリア 178972 23660
ドイツ 145742 4642
英国 120067 16060
フランス 112606 19718
トルコ 86306 2017
中国 82747 4632
イラン 80868 5031
ロシア 42795 361
日本 10751 171
韓国 10674 236
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をピックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値

NY原油暴落、初のマイナス価格に(4月20日)
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、経済活動縮小による需要減への懸念から売り一色となり、史上初のマイナス価格となった。WTI5月物の清算値は1バレル=マイナス37.63ドルで、売り手がお金を払って原油を引き取ってもらう前代未聞の事態。