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4月30日(木)

4月30日(木)
午後、嵐が来る前に散歩。プールの家の人、Lisaと出会ったので少し話す。版から風雨が強くなる。ピアノ15分、自転車30分8.87マイル。尚子の婚姻届けで戸籍謄本がいるので香都子に電話で依頼。
領事館情報、
【州政府等による措置等のポイント】
◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(4月30日)
- 昨4月29日の総入院者数は1万1598人で17日連続減少し,1日の入院者数(3日間平均)も933人と3日連続で1000人を下回った。
- 同日の死者数は306人に減少し5日連続300人台が続いている。
- 何度も繰り返すが,社会経済活動の再開はファクトとデータに基づいて判断すべき。重要なことは(1)ウイルス検査の結果に注目し,感染率を表す実効生産数Rtを1.1以下に維持すること,(2)病院では一般及びICUのベッドの少なくとも30%を常に利用可能とした上で30日分の個人防護具を備蓄することである。
- 感染率をコントロールするためには検査・追跡・隔離が極めて重要。検査については,連邦政府の支援を得つつ,現在1日3万件の検査を4万件に増やしていく。
- 本日は追跡について焦点を当てる。感染が判明した場合,感染者の過去の行動を追跡し,できるだけ早期に濃厚接触者を特定し,隔離することにより感染拡大を防ぐことができる。そのためには(1)感染者の報告,(2)感染者との面談による濃厚接触者の特定,(3)濃厚接触者への通知・面談・隔離,(4)濃厚接触者へのフォローアップ,の実施が肝要である。
- 追跡の課題はその規模である。昨日の感染者は4681名であり,濃厚接触者も莫大な数に上る。先週,検査・追跡・隔離プログラムがブルームバーグ前市長の協力を得て開発・実施される旨を発表したが,追跡要員は10万人あたり少なくとも30名必要であり,感染者数次第で州全体で6400人から1万7千人必要となる。そのため,ブルームバーグ慈善財団,ジョンズ・ホプキンス大学,NY州保健局が連携して,追跡要員の採用・訓練等を実施するとともに,効果的な追跡を行うためのルールブックを作成し公開する。また,NJ州・CT州とも連携する。
- エッセンシャルワーカーが使用するNY市地下鉄では特に深夜にマスクを着用しないホームレスが多く見受けられるなど環境が急速に悪化しているため,MTAに改善を要請した結果,MTAは,午前1時から午前5時の間,地下鉄の運行を停止して駅・車両の消毒を毎日実施することになった。停止中の代替手段として,MTAは無料のバス・バン等を提供する。また,運航停止はないもののロングアイランド鉄道(LIRR)・メトロノース鉄道も毎日消毒する。この運行停止措置は5月6日(水)から開始する。

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(4月30日)
- 深刻な被害を受けている公営住宅に3か所の検査センターを増設したが,今週末に公立病院の系列2か所で検査センターを開設する(注)。また,今週に11ある公立病院全てに検査センターを設置した上で,5月中旬には30か所まで増やす。この結果,今週1万4000件/週である検査数は,5月中旬には4万3000件/週となる見込み。今後も検査体制を拡大する。
- マスク等を確保できない市民のため,鼻と口を覆うためのものを無償で配布する。まずは5月2日から5日まで,深刻な被害を受けているコミュニティを中心に公園において10万枚を配布する。配布時間・場所等については,nyc.gov/facecoveringsにアクセスして確認してほしい。
- 市民が他者と一定の距離を十分に取っているかを確認するために,新たに1000人を雇い巡回する。措置を遵守してほしい。
(注)開設済/予定の検査センターは以下のとおりです。
開設した3か所:”Jonathan Williams Houses, Williamsburg, Brooklyn”, “Woodside Houses, Woodside, Queens”, “St. Nicholas Houses, Harlem, Manhattan”
新たに開設する2か所:”Ida G. Israel Clinic, Coney Island, Brooklyn” and “Dyckman-Clinca de Las Americas, Inwood, Manhattan”

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ(4月30日)
- 本30日,ホワイトハウスにてトランプ大統領を表敬し,連邦政府からの臨時病院や人工呼吸器の支援に感謝するとともに,NJ州の活動再開計画について協議し,ウイルス検査及び財政支援について要請した。同表敬を受け,連邦政府からは55万の検査キット及び州内の358の介護施設向けにPPE(個人防護具)の提供を受けることが決定した。トランプ大統領他,ホワイトハウスのリーダーシップに感謝。
- 5月2日(土)より,制限付きだが,州立及び郡立公園,ゴルフ場の再開を許可する。公園・ゴルフ場内でもソーシャル・ディスタンシングを守り,他者と一定の距離を保てない場合は,マスク等,鼻と口を覆うものを身につけてほしい。(公園やゴルフ場を利用するにあたっての制限等,詳細については,下記サイトをご参照ください。)
https://covid19.nj.gov/faqs/announcements/all-announcements/governor-murphy-signs-executive-order-reopening-state-parks-and-golf-courses
- 全てのNJトランジットの職員がコロナウイルス検査を受けられるようにする。フロントワーカーたちが利用する交通機関の安全を確保することは重要である。
- 早ければ来週末から,NJ州矯正局の職員及び受刑者へのウイルス検査を実施する。

感染者数等に関する情報】
4月30日現在,(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数  304,372名(299,691名),死者数 18,321名(18,015名)
○ニュージャージー州:感染者数  118,652名(116,264名),死者数 7,228名(6,770名)

感染者数の多い主な国(4月30日正午時点厚労省とりまとめ)https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
感染者数 死亡者数
米国 1038451 60876
(うちニューヨーク州) (304372) (18352)
スペイン 236899 24275
イタリア 203591 27682
英国 165221 26097
ドイツ 161539 6467
フランス 129859 24087
トルコ 117589 3081
ロシア 99243 972
イラン 93657 5957
中国 82862 4633
ブラジル 78162 5466
カナダ 50373 2904
日本 14088 415
韓国 10765 247
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をピックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値

NY州の感染者が30万人を突破(4月30日)
米NY州の感染者数が30万人を突破した。世界の感染者約310万人の3分の1に相当する100万人が米国、その約3割がNY州の感染者ということになる。米国では多くの州で経済活動の再開を模索する動きが出ているが、NY州のクオモ知事は依然、慎重な姿勢だ。