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2020年5月6日(水)

2020年5月6日(水)
曇り午後小雨。蕗が伸びてきたので,刈って三奈さんにあげることにした。Woodlandの家まで持っていく。Gated Communityにお住まいで、55歳以上が入居条件。近所に丘があり、ハイキングコースもあったので、ちょっと歩いてみる。帰って自転車30分、8.90マイル。ピアノは楽譜指示通り108に戻して両手で、一回でうまくいったので今日はおしまい。犬のGroomerが開いているそうで、5/27 11時またはそれまでにキャンセルあれば入れてもらう。

領事館情報
【州政府等による措置等のポイント】
◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(5月6日)
– 昨5月5日の総入院者数は9179人と4日連続1万人を下回り(23日連続減少),一日の入院者数(直近3日間平均)も601人と2日連続で700人を下回った(5日連続減少)。また,同日の死者数は232人と6日連続で300人を下回った。
– NY州は,感情や政治ではなく,事実とデータに基づいて再開する。具体的には,先日お伝えしたとおり,入院者数,感染率,死者数,病院のキャパシティ,抗体検査率,ウイルス検査率などに注目する。ニューヨーク・タイムズによれば,NY都市圏の新たな感染数(7日間平均)は,4月から5月3日に向けて減少している一方で,米国の他州では5月3日に向けて増加しており,NY州がとってきた措置と州民の行動がこの差をもたらした。
– また,新規入院患者の属性からも学ぶ必要がある。そこで,病院に対し新規入院患者の情報を提供するよう要請し,3日間で113の病院より1269人分の情報の提供を受けたところ,次に当てはまる患者が多いことが判明した。(1)失業者及び退職者,(2)外出していない,(3)州南部在住,(4)マイノリティ(注:人種別人口比との比較),(5)高齢者(51歳以上),(6)ノンエッセンシャルワーカー,(7)自宅から搬送
– この結果により,州民一人一人が個人の安全及び公衆衛生のために感染予防措置をとることの重要性が再確認された。即ち,(1)マスクの着用,(2)除菌ジェルの使用,(3)病気に弱い高齢者(51歳以上)等は在宅し,彼らを保護することが重要である。
– セントラルNY地域のマディソン郡及びオナイダ郡の農業ビジネスがホットスポットとなっているが,それらは他州で話題になっている食肉加工工場ではなく,温室や農場で起こっている。すなわち,ホットスポットの原因は,肉や野菜自体ではなく労働者の密集状態や大規模な集まりである。
– 今次パンデミックは,よりよき社会(交通機関,社会的平等,公共の安全,住宅,経済,教育,医療システム)を再創造するための特殊な機会である。例えば,公衆衛生の危機においては,各病院を一つのシステムとして機能するよう再構築する必要がある。
– 本5月6日は「全米看護師の日」。彼らの尽力に心より感謝する。

◎(NY州)新規入院患者の詳細
・本日発表された新規入院患者に関する情報の詳細は以下のとおりです。
– 前提:113病院より提供された1269人分の暫定結果
(人種別) 
黒人:全体の21%(NY市の25%,NY市以外の地区の16%)
アジア系:同5%(同8%,同2%)
ヒスパニック系:同17%(同20%,同14%)
ハワイアン:1%(同1%,同1%)
白人:同38%(同24%,同57%)
その他:同17%(同22%,同10%)

(病院への搬送元)
自宅:66%
養老施設:18%
介護付き住宅(Assisted Living Facility):4%
集合住宅:2%
ホームレス:2%
刑務所:1%未満
その他:8%

◎(NY州)再開に向けたガイドライン及び各地の充足状況
・5月4日に発表された社会経済活動の再開のガイドライン及び各地の充足状況については以下のサイトでご確認になれます。
– 再開に向けたガイドライン
https://www.governor.ny.gov/new-york-forward/regional-guidelines-re-opening-new-york#phased-plan-to-re-open-new-york
– 充足状況
https://www.governor.ny.gov/programs/new-york-forward
– 10地区のマップ:
https://www.governor.ny.gov/sites/governor.ny.gov/files/atoms/files/RegionalCouncilMap.pdf

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(5月6日)
– 先日伝えたとおり,鼻と口を覆うもの750万枚を無償で配布する。配布は,公園,公営住宅(NYCHA),食事の配布箇所,日用品店等で実施予定である。配布場所でも他者と一定の距離をとってほしい。
– 先日発表していた市内道路の車両通行禁止・市民への開放について,現在7マイルを開放しているが,明5月7日(木)からさらに2マイルを開放する。他者と一定の距離を取りつつ利用してもらいたい。

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ(5月6日)
– 本6日,公衆衛生上の緊急事態を30日間延長する行政命令を発出する。この一ヶ月間のデータ,成果を無視しているわけではなく,また延長をしたからといって,先週発表した州の活動再開のロードマップ(NJ-The Road Back)を見直すというわけではない。まだ状況として引き続き,公衆衛生上の緊急事態にあるということである。州政府は経済再開に向けて公衆衛生の確保に努め,州民には新型コロナウイルスに打ち勝つために,ソーシャル・ディスタンシングへの協力をお願いする。
– 州の感染者数や死者数の多くは,介護施設での感染者数及び死者数に起因するともいえる。介護施設の入居者及びスタッフを保護するため,特別なチームを結成する。オバマ政権下でメディケア・メディケイド・サービス・センターの副局長を務めたシンディー・マン氏及びNY訪問看護サービス(Visiting Nurse Service of NY)の元代表のキャロル・ラファエル氏がチームを率いる。

【感染者数等に関する情報】
 5月6日現在,(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数  323,978名(321,192名),死者数 20,597名(19,645名)※州HP上の数値であり,大幅に増加した理由は不明。
○ニュージャージー州:感染者数 131,890名(130,593名),死者数 8,549名(8,244名)

英国の死者数が世界2位に、ロシアの感染者数は15万人突破:新型コロナの国別感染者数(随時更新)https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
医療・健康 社会 防災 2020.05.06
欧州で早くから深刻な被害が出たイタリアとスペインでは、屋外での運動が可能になるなど制限緩和が始まったが、英国の死者数が米国に次ぐ世界2位となり、 ロシアでは感染者数が3日連続で1万人以上増加して15万人を超えた。 南米では11万人超のブラジルに続いて、ペルーが5万人に到達している。
感染者数の多い主な国(5月6日正午時点厚労省とりまとめ)
感染者数 死亡者数
米国 1201337 70847
(うちニューヨーク州) (321192) (19645)
スペイン 219329 25613
イタリア 213013 29315
英国 194990 29427
ドイツ 166706 6993
ロシア 155161 1449
フランス 132967 25531
トルコ 129491 3520
ブラジル 114715 7921
イラン 99970 6340
中国 82883 4633
カナダ 62046 4043
ペルー 51189 1444
ベルギー 50509 8016
日本 15354 543
韓国 10806 255
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をピックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値