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2020年5月8日(金)

2020年5月8日(金)
寒い雨の一日。High Pointのあたりは2インチぐらいの雪が降るとか。ガーデナーがやっと芝の種を蒔いてくれたみたい。コンサートプログラムの整理は時間かかりそう。ハノンの二番はやっぱりちょっと難しいので気長に取り組むことにする。晃一から、母の日ギフト着く。

領事館情報
【州政府等による措置等のポイント】

◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(5月8日)
– 昨5月7日の総入院者数は8196人と2日連続9000人を下回り(25日連続減少),一日の入院者数(直近3日間平均)も604人と4日連続で700人を下回った。また,同日の死者数は216人と8日連続で300人を下回った。
– 今次パンデミックがどのように発生して,なぜ事前に対策できなかったのかを学ぶ必要がある。昨年11月から12月に中国で感染者が発生し,本年1月21日にワシントン州で初の感染者が判明した後,米国は2月2日に中国からの入国を禁止にした。欧州からの入国を禁止にしたのは6週間後の3月16日であったため,昨年12月から本年3月までの間に300万人が欧州から入国していた。このことから,世界のどこかで発生した感染は世界中に拡大することを学び,第二波に向けた対策を第取らなければならない。
– 注意を要する新たな症状についてお伝えしたい。州内で73例と希ではあるものの,子供がコロナウイルス感染した場合,川崎病やToxic Shock-like Syndromeに似た重い疾患を引き起こす可能性がある。昨5月7日NY市において5歳の少年がコロナウイルス関連の合併症で亡くなった。州はその他の幼児の死亡例を調査しているが,子供に次の症状(*)がある場合,即座に医師の診断を受けるようにしてほしい。
*5日間以上長引く高熱,母乳を飲まない・水分を取らない,腹痛・下痢・嘔吐,顔色が悪い,息切れ・過呼吸,動悸・胸痛,乏尿・頻尿,倦怠感・過敏症等
– 今次パンデミックでは,マイノリティのコミュニティが最も被害を被っている。州は,病院から入院患者に関する情報の提供を受け,この不公正に速やかに対応していく。
(注)死亡者の人種別内訳
ヒスパニック:NY市34%(人口比29%),州内その他の地域14%(人口比12%)
黒人:同28%(同22%),同18%(同9%)
白人:同27%(同32%),同60%(同74%)
アジア系:7%(同14%),同4%(同4%)
その他:同4%(同3%),同4%(同1%)
– 2019年8月14日に施行された児童被害者法(Child Victims Act)により,幼児期に性的虐待を受けた被害者は刑事告発(28歳まで)及び民事提訴(55歳まで)が可能となった。特に,本年8月13日までの「遡及期間」内であれば,虐待の時期・告発者の年齢に関係なく加害者を訴えることができるが,今次パンデミックを考慮し,この「遡及期間」の期限を来年1月14日まで5ヶ月間延長する。

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(5月8日)
– 検査・追跡が次の段階に進むための要であるので,既存の33検査センターに加えて,”Test and Trace Corps”を立ち上げ,現在1万4000件/日の検査数を5月中に2万件/日,最終的には5万件/日へと増加させる。また,1000人の公衆衛生の専門家がジョンズ・ホプキンス大学等の協力を得ながら,追跡とその後のケアを実施する(6月までに2500人体制まで増加)。さらに,隔離のためにホテルの1200室を活用して遠隔で監視する。
– 気候が良くなってきたことに伴い,公園などで他者と一定の距離を取られていない事態が散見される。そのため,マンハッタンのハドソンリバーパーク(Pier 45とPier46)の入場制限を実施するとともに,ブルックリンのドミノパークを巡回する警察官を増員する。

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ(5月8日)
– 本8日,諮問機関(Advisory Council)の結成を発表する。諮問機関は,9つの分野(政府機関,観光等)の委員会でなり,各界のリーダーで構成される。諮問機関は州内各地域の状況を集約し,地域に応じた対応もできるよう,今後の経済の再開策を州政府と検討する。
州政府プレスリリース:https://nj.gov/governor/news/news/562020/approved/20200508c.shtml
– 毎日のウイルス検査の陽性率は減少傾向にあり,良い傾向。しかし,昨日は4歳児がコロナウイルスにより命を奪われた。
– バーゲン・コミュニティ・カレッジとPNC Bank Artsセンターでは,コロナウイルスの症状がある人に加え,無症状の人も対象にウイルス検査の実施を開始する。ただし,検査の実施は,医療従事者,救急隊などのファーストレスポンダーや集合住宅(congregate living settings)及び新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した住民等が優先される(また検査を受ける前に医師に相談することを推奨)。検査を広げることは,再開へ向けて鍵となる。詳細は下記サイトもご参照ください。
州政府プレスリリース:https://nj.gov/governor/news/news/562020/approved/20200508b.shtml

【感染者数等に関する情報】
 5月8日現在,(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数  330,407名(327,469名),死者数 21,045名(20,828名)
○ニュージャージー州:感染者数 135,454名(133,635名),死者数 8,952名(8,801名)

イタリアも感染死者3万人を突破、ロシア、ブラジルの急増続く:新型コロナの国別感染者数 https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
医療・健康 社会 防災 2020.05.08
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計で、日本時間9日朝の時点で、世界の感染者数は393万人、死亡者数は27万人を超えた。国別の感染者数は、米国が128万人で突出。欧州では3月に爆発的に感染者が増えたスペイン、イタリア、ドイツなどの増加ペースがやや緩んだ一方で、ここにきて英国の勢いが増している。死亡者数(CSSE集計)は英国に続いてイタリアも3万人を突破した。

感染者数の多い主な国(5月8日正午時点厚労省とりまとめ)
感染者数 死亡者数
米国 1256771 75543
(うちニューヨーク州) (327469) (20828)
スペイン 221447 26070
イタリア 215858 29958
英国 206715 30615
ロシア 176890 1622
ドイツ 169430 7392
フランス 137779 25987
トルコ 133721 3641
ブラジル 135693 9054
イラン 103135 6486
中国 82886 4633
カナダ 63895 4280
ペルー 58526 1627
ベルギー 51420 8415
日本 15547 557
韓国 10822 256
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をピックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値

米国の失業率、戦後最悪の14.7%に(5月8日)
米労働省が発表した雇用統計で、4月の失業率は戦後最悪の14.7%(前月4.4%)に急上昇した。非農業部門の就業者数は2050万人減少で、1939年の集計開始以来、最大の落ち込み。

世界の感染者数380万人超—ロシア、ブラジルで1日1万人以上の急増(5月8日)
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計で、日本時間8日夕、世界の感染者数は386万を超えた。死亡者数は27万人に迫る。国別の感染者数は、米国が125万人で突出。欧州では3月に爆発的に感染者が増えたスペイン、イタリア、ドイツなどの増加ペースがやや緩んだ一方で、ここにきて英国がイタリア、スペインに迫る勢いだ。5月に入って急伸するロシアは世界5位となり、現在ブラジルとともに1日1万人ペースで感染者が増えている。