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2020年5月18日(月)


2020年5月18日(月)
2018年に買ってきた三つ葉が2袋あるので、蒔いてみようと卵の入れものに穴をあけて土を入れる。発芽温度は20-25度とあるので、まだ早いかもしれない。昨日抜いた雑草と整理した紙類を道に出す。DavidがTree Serviceは水曜日の朝7:30にくる、Richという名前だそうだ。Exはなし。Pは60と72で一回ずつ。

領事館情報
◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(5月18日)
– 昨5月17日の総入院者数は5850人と2日連続6000人を下回り(35日連続減少),一日の入院者数(直近3日間平均)も373人と2日連続400人を下回った。また,同日の死者数は106人と7日連続200人を下回った。
– 高齢者施設の入居者を保護することは重要であり,先週より高齢者施設の職員には週に2回のウイルス検査を義務づけている。州は高齢者施設の検査のためだけに3万5千件のウイルス検査を可能としており,州内の高齢者施設に対して32万の検査キットも送付する。検査の実施は高齢者施設の職員にとって大変なことだとは承知しているが,検査は必要不可欠である。
– 再開について,現時点で7つの基準中6つを満たしているウエスタンNYは,必要な追跡要員は521人であるが,既に525人の追跡要員を確保しているので,明5月19日に再開することが可能となった。
– 私は,主要なスポーツチームが無観客で試合を再開する計画を準備するよう奨励する。NY州は無観客試合の開催を支援する用意がある。
・各地域は,再開した後も全体のベッド数及びICUベッド数の70%以上確保されていること,毎月人口1000人当たり30人が検査を受けているか,10万人当たり30人以上の追跡要員を有しているか,感染率(実効再生産数)が1.1未満に抑えられているか,について毎日確認する必要がある。これらの指標は政治的でも個人的な意見でもなく,事実であり数学である。また,再開を進めるにあたり,ミネソタ大学のDr. Michael Osterholdとインペリアル・カレッジ・ロンドンのDr. Samir Bhattから,データや基準について科学的知見に基づいた専門的なアドバイスをもらう。
– 再開とは,単なる経済社会活動の再開ではなく,目標を高く設定し,教訓から学び,よりよい社会を再創造していく(Build Back Better)ことであり,NY州にはその強さがある。それがNY州,そして米国の物語である。

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(5月18日)
– 再開について,今の指標の状況をみると何らかの緩和を行うのは6月前半となるであろう。
– 本日新たに2か所のウイルス検査場が開設し,市内150か所以上でウイルス検査を受けることができる。詳細は以下のサイトで確認してほしい。
*ウイルス検査のサイト:https://www1.nyc.gov/site/coronavirus/resources/covid-testing.page
– 医療従事者及び救急隊員に対する14万件の抗体検査を開始する。病院,消防署等において,無料で検査を受けることができる。詳細は以下のサイトで確認してほしい。
*市のサイト:http://health.questdiagnostics.com/cdc-serosurvey
– 主に子供が感染するとされる川崎病に似た病気は,疾病予防管理センター(CDC)により「小児性多臓器系炎症性疾患(Multi-System Inflammatory in Children: MSIC)」が正式名称となり,新型コロナウイルスの関連疾患とされた。現時点で145人が発症しており,67人がウイルス検査又は抗体検査で陽性となった。予防には,清潔に保ち,鼻と口を覆い,他社と一定の距離を取ることが重要である。子供に以下の症状がみられた場合は直ちに医師と連絡を取るか,311まで連絡をしてほしい。
*MSICとみられる症状:長引く高熱,いらだち・だるさ,腹痛・下痢・嘔吐,発疹,結膜炎(ピンク又は赤色),肌の発疹,首のリンパ腺の腫れ,唇のひび割れ・下の赤み,手足のむくみ

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ(5月18日)
– 5月22日(金)より,以下の屋外のアクティビティの事業の再開を認める。
・バッティングセンター,ゴルフ練習場
・射撃場
・乗馬
・プライベイトのテニスクラブ
・コミュニティ農園
– 今後の経済活動再開(The Road Back)に関連し,各段階において,再開が認められる事業を以下のとおり検討している。
ステージ0:救急医療,必要不可欠な建設業,製造業,食料品店や薬局などの生活必需品を販売する店舗
ステージ1(現在):州立・郡立公園,必要不可欠でない建設業,小売店(車などでのピックアップのみ等,限定的な形で),ドライブインシアターなどドライブスルー・ドライブインの事業,ビーチ,必要不可欠でない手術
ステージ2:小売業(より制限を緩和した形で),レストラン(屋外での飲食。収容率を抑えた形での屋内での飲食。),限定的な形でミュージアム,図書館及びパーソナルケア
ステージ3:飲食(より制限を緩和した形で),バー(収容率を抑えた形で),限られたエンターテイメント事業,パーソナルケア(より制限を緩和した形で)
ニューノーマル:通常通り,経済社会活動の再開(ワクチンの普及)
※「データ」が次の段階への移行のタイミングを決定する。タイミングの決定に際し,着目する主なデータ・状況は以下の6つである。
・新規感染者,入院者数,ICUの患者数,人工呼吸器の使用数
・検査能力,感染経路確認能力
・医療機関のキャパシティ(ベッド数,人工呼吸器,PPE,職員数)
・職場での安全確保
・託児所,学校,交通機関における安全確保
・ガイドラインの遵守状況
※ニューノーマルに至るまで,どのステージ(段階)においても,ソーシャル・ディスタンシング,手洗い,消毒,マスクなど鼻と口を覆うものを身につけること,可能な限りの在宅勤務,感染リスクの高い者は可能な限り自宅待機,州や連邦のガイドラインの遵守を徹底してほしい。また,経済活動を再開させていくにあたり,託児所の再開とNJ Transitなど交通機関の安全確保及びサービス拡大は優先して取り組む。
州政府のプレスリリース:https://nj.gov/governor/news/news/562020/approved/20200518a.shtml
– 新規入院者数,現在の総入院者数,ICUの患者数及び人工呼吸器を使用する患者数はどれも14日前に比べ,減少しており,新規入院者数以外は,14日間連続で日々減少している。州民の取組のおかげで,経済活動再開のステップを進めることができた。引き続きの協力をお願いする。

【感染者数等に関する情報】
  5月18日現在,(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数      351,371名(350,121名),死者数   22,729名(22,619名)
○ニュージャージー州:感染者数    148,039名(146,334名),死者数   10,435名(10,356名)

米国の感染者数150万人超に、死亡者は9万突破:新型コロナの国別感染者数(随時更新)https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
医療・健康 社会 防災 2020.05.19
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計で、日本時間19日朝、米国の感染者数が150万人、死亡者数が9万人を超えた。世界の総感染者数478万人の約3分の1を占め、NY州の感染者数だけで35万人に上る。

感染者数の多い主な国(5月18日正午時点厚労省とりまとめ)
感染者数 死亡者数
米国 1486423 89550
(うちニューヨーク州) (350121) (22619)
ロシア 281342 2627
英国 243303 34636
ブラジル 241080 16118
スペイン 231350 27650
イタリア 225435 31908
ドイツ 176369 7962
トルコ 149435 4140
フランス 142411 28108
イラン 120198 6988
ペルー 92273 2648
インド 90927 2872
中国 82954 4634
カナダ 76991 5782
ベルギー 55280 9052
サウジアラビア 54752 312
日本 16305 749
韓国 11065 263
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をピックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値

日報 5月18日

1)FCINY
https://www.youtube.com/watch?v=7QMMPUp7X14
https://www.youtube.com/watch?v=1C0R83csZQ0

2)クオモ知事会見
https://www.youtube.com/watch?v=x2NcHxSRtrI
再開の主要部分:(領事館解釈)- 再開について,現時点で7つの基準中6つを満たしているウエスタンNYは,必要な追跡要員は521人であるが,既に525人の追跡要員を確保しているので,明5月19日に再開することが可能となった。
– 私は,主要なスポーツチームが無観客で試合を再開する計画を準備するよう奨励する。NY州は無観客試合の開催を支援する用意がある。
・各地域は,再開した後も全体のベッド数及びICUベッド数の70%以上確保されていること,毎月人口1000人当たり30人が検査を受けているか,10万人当たり30人以上の追跡要員を有しているか,感染率(実効再生産数)が1.1未満に抑えられているか,について毎日確認する必要がある。これらの指標は政治的でも個人的な意見でもなく,事実であり数学である。また,再開を進めるにあたり,ミネソタ大学のDr. Michael Osterholdとインペリアル・カレッジ・ロンドンのDr. Samir Bhattから,データや基準について科学的知見に基づいた専門的なアドバイスをもらう。
– 再開とは,単なる経済社会活動の再開ではなく,目標を高く設定し,教訓から学び,よりよい社会を再創造していく(Build Back Better)ことであり,NY州にはその強さがある。それがNY州,そして米国の物語である。

3)菊池さんのざっくり訳
https://note.com/tigershark/n/n445466c01d7a

4)綛谷君
綛谷 昌生
9時間前 · 公開

Freedom = Selfish
5月18日月曜日のNYマンハッタンです。
アメリカでは、殆どの州が外出禁止令を解き、初夏を迎える各地ではビーチもオープンし何かもうコロナ禍は大丈夫、場所によってはコロナ禍なんか最初っからあらへんかったっちゅうような雰囲気です。
ニュースやオンラインではね、マスクしてへんのは当たり前、Social-distancingも全く無視っちゅうような人たちの姿が映し出されます。
こういう弛緩状態はNY市のCentral ParkやRiverside Parkでも見られます。
写真は、先週末BrooklynのWilliamsburgのDomino Parkでピクニックを楽しむ人らの様子です。
Social-distancingの厳守奨励のため、白いサークルが地面に描かれてますな。
ところでアメリカ各地では、住民の健康と安全を優先して経済活動再開に慎重な州自治体に対して銃武装した過激派極右人種差別主義団体がピノキオ政権の支援を受けて抗議活動を展開してます。
NY州ロングアイランドでは、抗議活動の取材に来た地元ニュースのジャーナリストに対し、デモ参加者たち(ピノキオ支持者の一般市民たちなんやけど・・・)が暴言を吐き中指を立てて今にも殴り掛からんとする姿もありました。 ニュースでその姿を見ながら、同じNY州でもこんなに温度差があるんや、っちゅうて溜息が出ましたな。  彼らの合言葉は『我々を解放せよ!! 自由を返せ!!』です。
先月、『Freedom from responsibility・責任を持たへん自由』っちゅうことを書きましたね。
今回のコロナ禍が炙り出したアメリカの『自由』、、、それはねFreedom = Selfish、自由と自分勝手・自己中心は同じやと思うて行動する人が普通に仰山居るっちゅうことです。
毎日クオモNY州知事が会見の最後で掲げてる『Discipline・自律心』、、、これがキーワードやと思うねんけど。。。

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5)NBC News ワクチン朗報など

6)尖閣問題で東大生が解説ー
https://www.youtube.com/watch?v=Z–zC4ef6-A
さすが、東大生。とてもいい解説だが、解説では解決にならない。

これについて、私の第二回四国88ヶ所遍路日誌2018年4月16日のページを紹介したい。(最後の部分です。)
第二回四国八十八所遍路日誌28日目

2018年4月16日 (日)

今日は、お遍路らしく早起きし、7:40土佐清水発宿毛行のバスに乗る。朝の海がきれい。万次郎資料館もみえるが、この度は割愛。益野橋下車、8時より歩き出す。

野中の道を北上、上野の集落を抜けると、後は人家がない。ただ、道は幹線林道とやらで、一級国道と同じ仕様みたいだが、交通量は全くない。38番から23.3㎞地点を過ぎると、道は登りにかかる。ここから、川に沿って蛇行を繰り返しながら、峠の海抜646mまで登ることになる。里では桜は終わっているが、高度300m-400mぐらいでは山桜の盛りである。途中、きれいな蝶にあう。みてみてと言いたげに、美しい羽根を伸ばす。次は蛇君。写真を撮ろうとする間に、岩の間に逃げられてしまった。それから、トカゲのけんかにあう。一匹がもう一匹を噛んでいる。許してやれと杖の先でつついてやると、二匹とも逃げ出す。そして沢蟹君もいた。圧巻は狸君だった。私が化かしてやろうと思っているうちに、逃げられてしまった。道は蛇行を繰り返して、行けども行けどもどこにもつかない。高度500mから600mのあたりが一番しんどかった。600mで、左から来る道に合流し、やっと現在地がわかり、ほっとした。ここからは、少しで峠の646mに着く。峠から北は三原村になる。しかし、時間がかかった。バス停からなんと5時間半。もう一時半である。ここで、宿でもらったおにぎりで昼食。

下りにかかるが、下りの勾配はきつい。15%ぐらいだろうか。やっと水田が見え、人家が現れる。タキ山橋には、四時半に到着。結局であった車は、10台ほどしかなかった。もったいない。バスは、出たところであった。タクシーを呼ぼうとしていた矢先、声をかけてきたおじさんは、5時まで待ったら宿まで乗せて行ってあげるというので、お言葉に甘えることにした。5時20分ぐらいに清水川荘着。客は私を入れて二人。宿にはテレビが一台もない。調理はなく、近所の人がつくったお弁当で夕食。もう一人の客は、元自衛隊の数学の教官で、防衛については私とよく話があい、ビールを飲みながらの会話は大変面白かった。特に尖閣諸島について、私が「なぜ自衛隊はあの島に駐屯しないのですか。」と聞いたら、「その通り、自衛隊内ではぜひ駐屯すべきという意見でまとまっているのです。」とおっしゃった。自衛隊員は、国を守るという意識が高いことを聞いて、頼もしく思った。

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今日は、これで。
西谷