2021年9月13日（月）
今日はまあまあの天気で、気温は83度（28℃）。金曜日にキュウリと実をつけていないトマトを抜いたが、これを道路際まで出す。ピアノレッスンがあるので、少し丁寧に練習する。簡単と言われるChopinを始めたが、二重和音はもちろん、3重、4重もあるので、あまり簡単ではない。Cerstに登った。相変わらず、見通しはよくないが、昨日よりはましであった。夕方、お水やりをしたが、11時ごろ雷雨があり、雨量は3-4ミリ。
昨日に続いて、20年前の9/13/2001の911報告書を下記に掲載する。
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9/13/01
西谷
世界貿易センター崩壊－（２）
引き続き何が次の標的になるのか、どの都市が標的になるのか分からない状態です。シカゴか、ロスか、サン・フランシスコなのかも知れません。まして、NYでの破壊活動が終了していないのかも知れません。ですから、次の攻撃防御にはぴりぴりしています。犯行グループの特定が進められておりますが、複数のグループかもしれないとも言われています。一方犯行グループは野に放たれたままであるという認識があり、新たなハイジャックとか爆破の可能性は依然として高いという問題は解決されておりません。本日も、タイムズスクエア、グランドセントラル駅をはじめ、AMEXビル、ロックフェラーセンターなどの人の集まる所と高層ビルは爆弾テロの情報により一時避難したとの事で、せっかく出勤しても仕事にならないという状態です。ワシントンの議事堂では、爆弾情報に基づき避難し、捜査の結果、怪しい物を発見したとの事です。NJ州も第一段階の非常事態（州警察、州兵の待機）を宣言しています。
NY地区の空港は午後一時からOpenしてもよいとのFAAの許可が出ていましたが、午後6時ごろ再度閉鎖されました。JFKで3名の逮捕者がでたとの情報がありますが、詳細はまだ分かっていません。日本からの国際便の再開も遅れる可能性があります。また、空港を明けるのはFAAの許可に基づき空港管理者が明けますが、飛行機便を飛ばすのは各航空会社であり、ノースウエストは9/13午後7時以降、ユナイテッドは9/14午前9時以降、アメリカンは9/13 午後4時以降、いずれも便数を大幅に削減して就航する予定でした。コンチはまだFAAの許可が出ていないなど各社ばらばらな対応となっていますが、実際に飛行開始するかどうかまだ分かっていません。セキュリティーチェックが大変厳しいうえに、いつなんどき捜査の為に閉鎖されるかわからない状態です。
アメリカ経済の象徴であるNY証券取引所を、来週月曜日より明ける努力がなされています。事故以後14丁目から南には水と電気の供給ができていませんでしたので、この問題を早急に解決する必要があります。また、関係者の通勤とか安全確保など多くの問題があるようです。取引所付近の道路に10-15センチも積もった灰を除去しているとの事で、事故以降3日間好天が続いていたものの、今夜より雨になるとの予報であり、灰の処理とか救助活動に影響が出る事心配されています。
この事故が経済に与える影響については、｢小売は不確実性に直面｣（CNN）、｢悲劇は米国経済の見通しに更なる混乱を追加する｣（NYT）、｢（今回の）攻撃はリセッションの恐れを惹起する｣（WSJ） など、先行きに悪影響がでるとの記事が多くみられます。事故後、議会は国旗掲揚を呼びかけており、国旗は飛躍的に売上を伸ばしていますが、｢アメリカ国旗は今日はホットアイテムだが、消費者は支出をカットするだろう｣（WSJ）というのが、本日の記事でした。
アメリカ人は困った人には心を開く、財布も開くと言われていますが、大企業中小企業を問わず寄付、協力などが相次いでいます。関係者にはAT&Tは携帯電話を無料で貸し出しています。マクドナルドは無料で食料を提供しています。そのほか現金の寄付はGEの1千万ドル、シスコシステムズの6百万ドルをはじめ、事務所スペースの無料提供、製品、サービスの無料提供などのオファーが続いていると報道されています。当社も赤十字、血液銀行、救世軍に協力を申し出ています。また、政府関係機関、特にペンタゴン、CIA, FBI等の捜査関係者が複写機、プリンターなど事務機を緊急に必要とする場合には無料で提供したいと申し出ています。
犯人グループに対する憎しみはアメリカ人に共通しており、今後、事故現場より遺体が収容され事故の概要がみえてくるにつれ、憎しみがたかまってくるものと考えます。犯人グループは確定していないものの、アラブ系とみられる公算大であり、この為アラブ系のエスニックグループが既に迫害ないし嫌がらせを受けています。嫌がらせをうけたアラブ系の人は｢我々も同じアメリカ人なのになぜこのような仕打ちを受けなければならないのか。｣と憤っています。日本人も真珠湾のほか、赤軍派ハイジャックの過去がありますので、同様な嫌がらせを受けないよう留意が必要です。
NY近郊では、閉鎖されていたショッピングモールなども再開され、NY市内ではブロードウェイの劇場も2日間の閉鎖のあと再開されました。自然科学博物館を除き、その他の博物館、美術館、動物園も本日木曜日より再開するところが多いようです。ディズニーワールドも再開と聞いております。週末のフットボールゲームは中止、大リーグの試合は中止のままで、このままシーズンを終えるという考えも出ているようです。
NYCへのアクセスは、本日はかなり改善され、汽車に加え、バスも再開、14丁目以南に接続する橋、トンネルを除いてその他の橋、トンネルは再開されました。14丁目以南は、銃を持った兵隊に厳重に警戒され、立ち入り禁止となっています。気の毒なのは、写真を掲げて行方不明者を探している人々の姿です。NY市長は死体収容用の袋を11,000体分政府に要請しました。これだけの行方不明者がいるとすれば、今後、巡礼と称するこれら行方不明者を探す人々が増えてくるものと考えられます。また、NYへの通勤者が多い当社付近では、これら行方不明者の実態が判明するにつれ、前例のないほど数多くの葬儀が続く事が予想されます。
以上
綛谷さん（NY在住同窓生）のFB投稿
綛谷 昌生
50年経って
9月13日月曜日のNYマンハッタンです。
昨日でUＳ オープンが終わりちょっと寂しい気分やね。
さて、ジョン・レノンの『Imagine』がリリースされたんが1971年9月9日、今年でちょうど50年なんやね。
1971年っちゅうたら、私が小学校の6年生の時や。あの頃はジョン・レノン、そしてImagineなど知る由も無く、、、。
その後、大人になってからは結構耳に入ってくることはあったんやけど、いつも軽う聞き流してたね。初めてこの曲が心に残ったんは映画The Killing FieldsをTVで観た時やった。この映画のラストシーンでImagineが流れたとき、ズシ～ンと響きました。
そしてもっとちゃんと聞こうっちゅうて意識したんはやっぱりNYに来たからやね。
赴任直後、Dakota Houseのすぐ傍のホテルに1ヶ月住み、Central ParkのStrawberry Fieldsは目と鼻の先でした。 それ以来、Imagineは自分の身近なところにある曲になりました。
Imagine all the people living life in peace ・・・50年経っても世の中はそうはなってへん、そうなろうとはしてへん。。。
山中泉（シカゴ在住ビジネスマン）のYoutubeB投稿 アメリカ現地も困惑…大失態のアフガン政策！
https://www.youtube.com/watch?v=wqgrVPuyDCY
NBC Nightly News
https://www.youtube.com/watch?v=6yt1AEwvu7Q
Today’s Music John Lennon – Imagine 1972
https://www.youtube.com/watch?v=464Ux-B_5uY