2021年9月15日(水)
今日は少々暑くて、89度(32℃)となる。犬のヘアーカットの日で、ついでに私のヘアーカットに日でもある。昼前に犬をドロップし、家に帰って加代子をピックアップ、私の理容室に向かう。途中のWholefoodsで、一本$2.99のワイン、赤白いダースづつ買う。私がヘアーカットしている間は、加代子はコリアンのスーパーに行く。それから二人で日本のスーパー、ミツワに行く。買い物が終わると、犬ができたとの電話あり、受け取りに行って、帰宅する。
今日は民間ロケットでの宇宙旅行の先駆けとなる打ち上げに成功している。アルトロノーツの4人は、6ケ月の訓練をうけ、今日から3日間一日15回ほど地球を回るそうだ。羨ましいことだ。私が宇宙に行ける可能性はまずないが、出来れば行ってみたい。そして、地球が丸いのを確認したい。宇宙から見る富士山はとても美しいだろう。
これが、打ち上げのレポートである。
https://www.youtube.com/watch?v=2c5muMCsDGg
Live: SpaceX Launches Inspiration4 All-Civilian Crew Into Orbit
https://www.youtube.com/watch?v=trHaDYD44Gg
世界初 民間人だけで宇宙旅行(2021年9月16日)
綛谷さん(NY在住同窓生)のFB投稿
綛谷 昌生
学校も始まった
9月15日水曜日のNYマンハッタンです。
さてさて、いよいよ今週月曜日からNY市内の公立学校での対面授業が始まりました。去年3月のロックダウン以来、実に1カ月ぶりの再開です。うちのアパートの筋向いには公立高校があります。結構やんちゃな生徒が多い学校やねんけど、この1年半は学校が閉まってるせいでこの界隈はかなり静やったんです。今朝も登校してくる生徒がワンサカ歩いてます。現在、ワクチンは12歳以上から受けられるんやけど、LA学区域のように義務化はしてません。もちろん、マスク着用と3ftのソーシャルディスタンス確保は求められます。
またこのパンデミック中に各教室には換気施設も設置されました。
NY市当局によると、現在12〜17歳の生徒の約65%が少なくとも1回のワクチン接種を済ましてます。NY市教育局(DOE)は学校職員に9月27日(月)までにワクチン接種することを義務化しました。現在までに約74%の教員が少なくとも1回ワクチンを受けたそうです。
ブロードウェイミュージカルも再オープンしました。これから秋・冬が来てもこのまま学校で対面授業が続けられ、レストランでの飲食が続けられ、そしてエンターテイメントイベントが続けられるかどうか、まともなことをまともに出来るかどうかです。。。
驚愕…! アメリカ軍撤退の裏側【CGS 山中泉 アメリカン・アイズ 第3回】
https://www.youtube.com/watch?v=hK4LqOofLL8
20年前の今日、911から4日目の2001年9月15日の状況
9/16/01
西谷
世界貿易センター崩壊-(4)
今回の被災地はGround Zeroと呼ばれています。15日土曜日は、立ち入り禁止区域はCanal Street以南だが、徒歩ならそれ以南に入れるとニュースできき、行けるところまで行ってみました。Canal StreetよりGround Zeroまでは15ブロックですが、G-Zeroまで6ブロックのところまで入れてくれました。それ以南は迷彩戦闘服の兵隊が一般人を遮断しており、上空は戦闘ヘリと思われる大型ヘリコプターが警戒する中、各TV局のレポーターもここでレポートしています。Church Streetからは、2WTCのものと思われる窓枠の格子が遠望でき、またGreenwich Streetからは火事で倒壊の7WTCの崩壊した鉄骨が遠望できました。大変な量の鉄クズと化していますが、まだ消防が水をかけており、大量の水蒸気が煙のように上がっています。灰とも埃ともつかぬものを3センチほど被った車とか、ペシャンコになった車に花が添えられていました。12時間交代でG-Zeroで作業中の消防署員、警察官が交代のために引き上げてくると、群集の中から大拍手が起こりました。埃にまみれ、ヒゲがのびて激しい労働の後がうかがわれました。彼等のために食料、水などが沿道に準備されていました。
ミッドタウンの五番街では、通常、晴天の土曜日午後であれば人通りが多く、まっすぐ歩くことはまず不可能ですが、15日の土曜日にはほとんどその苦労はなく、これがあの五番街かと目を疑うほど人通りがありませんでした。ロックフェラーセンターも百数十本の旗がはためく観光名所ですが、この日は正面の一本のマストだけに星条旗が半旗でかかげられているだけでした。冬にはスケートリンクになる噴水前のレストランは、通常長い列が出来ておりほぼ利用不可能ですが、この日には全く待ちがなく、簡単に席がとれました。席は半分も埋まっておらず、3分の入りで、ウエイトレスに聞くと、5年前の就職以来最悪の入りとの事、またホステスによればこれでも木曜日、金曜日よりずっとましだとの事で、これには驚きました。
クリスマスの時には楽しい飾り付けをするサックス五番街は、それ以外の時でもショウウインドウを見るのが楽しみですが、なんとガラスに“With our sadness”と書いてあるのみで、飾り付けがありませんでした。中に入ると店員と目が合い、異様な感じでした。普通、店員は客の応接で忙しく、入ってきた客と目をあわせるひまがありませんが、この日は、店員の数の倍程度しか客がはいっていなかった為です。同様にショーウインドウの飾り付けを自粛しているのは、ルイ・ビトン、カルチェ、ティファニー、ブルガリ、ミキモト、バーグドルフ・グッドマンなどの一流店で、ウインドウには飾り付けの代わりに、店からのお悔やみの言葉が額縁にいれて飾ってありました。土曜日の午後には押すな押すなの客入りであるティファニーもまばらな客入りであり、これも異様な光景でした。
もちろん、NY市内の住人とかNY近郊の住人が家に閉じこもっている事、他の都市からの訪問者、観光客などが来れないこと(観光バスはがら空きで走っていたが)などによる事は明らかですが、驚いたことに、サックス五番街の隣、聖パトリック教会のなかには、ミサの時間でもないのにサックス一階の客数の3倍程度の人数が座っていました。行方不明者は5097人、死者は180人となりましたがこのようなニュースに接している市民は、ショッピングよりもチャーチの方に足が向くという事でしょうか。
16日は事故後最初の日曜日で、ニュースは “Weekend of Prayer”とよび、全国的に教会に出かける人が多かったと報道していますが、近所でも各教会の駐車場が満杯となっていました。NYアッパーウエストサイド、コロンビア大学近くのリバーサイド教会の礼拝と五番街の聖パトリック教会のミサがTV中継されました。リバーサイド教会の礼拝には、金曜日のワシントンのナショナル大聖堂の礼拝と同様、キリスト教のみならず、モスラム、ヒンヅー、ユダヤ教などに加えて仏教も参加し、NY仏教会の僧侶も南無阿弥陀仏とお経をあげました。頌栄(礼拝の終わりに歌う賛歌)はナショナル大聖堂礼拝と同じく、リパブリック賛歌でした。聖パトリック教会は、国連のアナン氏をはじめ、パタキ知事、ジュリアニ市長などが出席、イーガン枢機卿によりミサが執り行われました。マンハッタン最大の教会ですが、席数2200席のところ、5000人以上が出席、3000人程度が表の五番街でミサを聞いていました。ミサの間は拍手をしないのが原則になっていますが、その慣例にとらわれず、枢機卿が知事、市長の活躍を賞賛した際には大きな拍手がおこり、また消防署長を賞賛した際にも大きな拍手が起こるという異例のミサでした。枢機卿は通常の退場ではなく、小走りに外に出て外でミサを聞いていた参加者を祝福するという異例ずくめでした。頌栄はAmerica Beautifulでした。
NY市マンハッタンスカイラインがよく見える公園がリンカーントンネルを渡ったNJ側にあります。普段は近所の人たちが静かに読書をしたりしていますが、この土曜日には多くの人があつまり、被災地にあがる煙を見ていました。また、WTCがあった方角にむけて花束が置かれていました。筆者の住む町にも小高い丘からNYスカイラインが遠望できますが、普通殆ど人には会わない所です。ところが、日曜日には約20人くらいの家族連れがきており、TVのクルーも偶々きて取材中でした。道路脇の塀には手つくりの国旗とか追悼の言葉を書いたポスターが飾られ、花束とかローソクが供えられていました。子供たち(概ね小学生)が自宅前で、レモネードをうり、小使いにするのはよく見る光景ですが、本日小一時間の散歩中、このレモネードスタンドに2つも出くわしました。そしてそのどちらにも、“All the proceed will go to Red Cross.”と書いてありました。
TVニュースのタイトルは、America Unitedというのも残っていますが、 America on Alertとか America’s New Warというのも現れてきました。月曜日からNY証券取引所が開きます。電気が通じなければ、自家発電装置で対応するそうで、再開はほぼ確実ですが、株価がどこまで下がるか、どこでいつ反転するか気懸かりなところです。
以上
NBC Nightly News
https://www.youtube.com/watch?v=KvZyt37aYQY
Today’s Music:Esmé Quartet – Schubert, String Quartet in G major D887
https://www.youtube.com/watch?v=y6qKJ5-Yd_A
2018 Wigmore Hall International String Quartet Competition Winner, the Esmé Quartet performs Franz Schubert (1797-1828), String Quartet in G major D887
Wonhee Bae, first violin
Yuna Ha, second violin
Jiwon Kim, viola
Ye-eun Heo, violoncello.