2022年1月27日(木)
「この国は難しい国なんだ。この国は実験なんだ。建国の父たちも実験の為に国を作った。実験が成功するかどうかは分からないが、私はオプティミストなので、成功すると信じている。」といったのは、最年長の連邦最高裁判事をリタイアすると今日発表した Justice Stephen Breyer 。この「実験の国」というのは、私がかねがね思っていたことで、おおいに共感を覚える。
はじめに彼を紹介したのはバイデン。例によって口の中でモゴモゴというので、意味がはなはだ不明瞭。Justiceに代わると、途端に歯切れがよく、実に明快に意思が伝わってくる。この違いは大きい。やはりバイデンはリーダーの器ではない。
バイデンは、Justice Breyerの後任に黒人女性を指名すると今日も言った。これにはすごく違和感を覚える。白人も黒人もなく、すべてのアメリカ人の中から一番ふさわしい人を選んだ結果、それが黒人女性だったというのなら話は分かる。しかし、最初から白人もアジア人も先住民族も候補から除外して、黒人のしかも女性の中からしか後任を選ばないという人種差別、性的差別の姿勢には、大反対である。人気取りが見え見えのやり方には、軽蔑を覚える。
(映像は20:40ごろから開始)
綛谷さん(NY在住同窓生)のFB投稿
Today’s Music :Chopin Prelude Op. 28 No. 7 in A major
NBC Nightly News