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4月28日(火)

4月28日(火)
久しぶりに晴れる。Blue Angels/Thunderbvirdを見ようとWeehaukenに向かうが、NJTPを495に出たところから渋滞。Exitででたら、川沿いの道は通行止め。駐車場所を探してうろうろし、やっと見つける。歩いて川沿いの道に向かう時点で頭上を轟音が過ぎる。川沿いの道にでて、最後のLapは見る事ができたが、East Riverの上を飛んでいるので、遠い。帰って、加代子のブリッジの手伝い。2.6マイル、4の靴、一本杖で歩く。66分、25:23/マイル、15:52/㎞ やはりこの靴ではちょっと遅いか。

領事館情報

◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(4月28日)
– 昨4月27日の総入院者数は1万2646人で15日連続減少し,1日の入院者数(3日間平均)も953人と3月24日以来初めて1000人を下回った。死者数は335人と3日連続して400人を下回ったが依然として高い水準である。
– 再開については,感染者数を増やすことなく,かつ病院システムに過大な負荷をかけることなく進めていく必要があり,そのためにはデータとファクトに基づき事態を評価することが重要。特に,(1)病院(病床数又はICU)の収容率が70%を超える,又は(2)感染率(Rt)がアウトブレイクを引き起こす1.1を超える,のどちらかの状況になると非常に危険である。
– 州内10の各地域(注)における陽性の割合は,(1)NY市31%,(2)ロングアイランド31%,(3)ミッドハドソン28%,(4)キャピタルディストリクト12%,(5)ノースカウンティ8%,(6)モーホークバレー9%,(7)サザンティア7%,(8)セントラルNY7%,(9)フィンガーレイクス10%,(10)ウエスタンNY17%と地域によって異なっている。特に,州北部は,中西部の各州(TN州6%,AK州7%,KT州8%)に近い数字で,NY市とは大きく異なる状況である。
(注)州内10の各地域のマップについては下のURLでご確認になれます。
https://esd.ny.gov/regions
– 本日,州内のビジネス,コミュニティ,市民のリーダー100名で構成されるNY再開促進諮問委員会を設置して再開戦略の策定を進める。
– 学校の延長又は再開については今週の終わりまでに判断する。

◎NY州の再開向けた判断・実施基準(4月28日)
(1)CDCガイドラインの準拠:入院数の14日間連続減少。
(2)産業の決定:フェーズIは建設業・製造業,フェーズIIでは再開する産業・企業を特定。
(3)企業の感染拡大予防措置:感染拡大予防措置を含む再開計画を策定する必要があるが,この計画は連邦政府及び州政府の予防措置に関するガイドラインの要件を満たす必要あり。企業が再開計画に必要とされる項目の一例は以下のとおり。
*対従業員:勤務時間の調整。他者との距離の確保。不要な移動・出張の制限等。
*仕事場:客と接触する場所ではマスク装着を義務化。厳格な清掃・消毒基準の設置等
*プロセス:従業員が健康管理(検温等)や検査・追跡・報告システムの採用等。
(4)医療機関の収容率:上限は収容力の70%。人工呼吸器やPPEの確保も必要。特に,現在禁じられている手術再開後であっても,少なくとも病院のベッド及びICUベッドの30%以上を常に利用可能にしておくこと。インフルエンザの季節は入院者が増えるので,それも考慮する必要あり。
(5)検査体制:1ヶ月に人口千人当たり30の検査ができることが望ましい。そのための州内10の各地域で十分な検査場所の確保が必要であり,州民に対する周知も重要。検査の優先順位は,(a)症状が出ている患者,(b)症状が出た患者と濃厚接触した者,(c)エッセンシャルワーカーの繰り返しの検査。
(6)追跡システムの構築:10万人当たり少なくとも30人の追跡要員を確保したうえで,地域の感染率を考慮することが必要。
(7)隔離施設の確保:州内10の各地域は,陽性判明者で自宅待機できない者のために別途待機できる場所を確保する計画を提出する必要がある。
(8)地域内の調整:学校,交通,検査,追跡等を地域内で調整することが必要。
(9)遠隔診察の検討
(10)遠隔教育の検討
(11)地域内を監視・調整する司令室の設置:州内10の各地域は,(a)病院の使用率,(b)感染率,(c)PPE消耗率,(d)地域内の企業の予防措置遵守等を監視する司令室の役割を果たす監視機関を指名する必要がある。
(12)エッセンシャルワーカーの保護(優先的検査,PPEの提供,公共交通機関の確保等)と彼らへの敬意

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(4月28日)
– 今次パンデミックの中では教育に対するケアも重要であるので,遠隔授業となっている状況を踏まえ公立校に新たな成績評価の方法を導入する。小学校(K-5)については,”Meets standards” 又は”needs improvement”の2段階評価とし,宿題の提出などにより評価される。中学校(6-8年生)については,”Meets standards” ,”needs improvement” 又は “Course in Progress”の3段階評価とし,議論への参加などにより評価される。高校については,現行の評価制度を維持しつつ,GPAに影響しないPassという評価に変更することが可能とした上で,一定の水準に達しなかった場合には”Course in Progress”と評価される。3-K, Pre-Kでの評価方法に変更はない。
– 一定の水準に達しなかった生徒について,遅れを取り戻すために夏から秋にかけて集中講義を受けられるようにする。小学校で十分な水準に達しなかった生徒及び中学・高校で成績評価が”Course in Progress”だった生徒は自動的に当該プログラムに登録される。
– 卒業式も重要であるので,市全体でバーチャル卒業式を実施する。
– 全ての生徒が遠隔授業を受けられるために,4月30日までに24万7000台のiPadを生徒に配布する。まだ申請をしていない方はhttps://www.schools.nyc.gov/か311に電話してほしい。
– 中小企業庁(SBA)が昨27日から給与保護プログラム(PPP)の受付を再開したので,該当する事業主は早目にhttp://sba.gov/にアクセスして申請してほしい。
・新たな成績評価方法の詳細については,以下のサイトでご確認ください。
https://www.schools.nyc.gov/learn-at-home/chancellor-s-message-for-families

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ
– 本28日,固定資産税の支払い猶予期間を5月1日から6月1日に延長する行政命令を発出。詳細については下記サイトをご参照ください。
https://nj.gov/governor/news/news/562020/approved/20200428a.shtml
– 昨27日に発表した州の活動再開に向けたロードマップ(The Road Back)でも発表した,経済の再開・再生に関する諮問委員会の構成員を発表する(詳細は以下サイトご参照)。21人(16人の専門家と5人の州政府高官)で構成され,早速,発足する。
https://nj.gov/governor/news/news/562020/approved/20200428b.shtml

【感染者数等に関する情報】
4月28日現在,(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数  295,106名(291,996名),死者数 17,638名(17,303名)
○ニュージャージー州:感染者数 113,856名(111,188名),死者数 6,442名(6,044名)

米国の感染者100万人超に―世界の3分の1占める:新型コロナ世界の感染者数(随時更新)https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
医療・健康 社会 防災 2020.04.28
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計で、米国の新型コロナウイルス感染者が日本時間29日未明、100万人を突破した。米国は世界全体の感染者の3分の1、感染死者数の4分の1を占めていずれも最多。米国にスペイン、イタリア、フランス、ドイツ、英国を加えた6カ国の感染者は192万人に達し、世界の中でも欧米主要国がウイルス拡大の中心となっている。
感染者数の多い主な国(4月28日正午時点厚労省とりまとめ)
感染者数 死亡者数
米国 987022 56144
(うちニューヨーク州) (291996) (17303)
スペイン 229422 23521
イタリア 199414 26977
ドイツ 158434 6061
英国 157149 21092
フランス 128339 23293
トルコ 112261 2900
イラン 91472 5806
ロシア 87044 794
中国 82836 4633
ブラジル 66501 4543
日本 13576 376
韓国 10752 244
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をピックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値

世界の感染者数300万人を突破(4月28日)
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計で、日本時間28日未明、新型コロナウイルスの感染者数が世界全体で300万人を突破した。国別では、米国が全体の3分の1に相当する97万3000人で、スペイン29万9000人、イタリア19万9000人が続く。これにドイツ、フランス、英国を加えた6カ国で感染者数は世界全体6割強を占める。中国の武漢から流行が始まったウイルスはほんの数カ月で世界を席巻し、欧米諸国を混乱に陥れている。