5月3日(日)
天気が良く、20度を超えた。Ridgeood Strongと言うサインが届いたので、Display しようと思うが、スプリンクラーの水がかからない場所を探さないといけない。Duckpondまで歩いて往復した。靴はNewBalance 943 、一本杖、時間は2:00:01、マイル24分、キロ15分。
今日は領事館情報は休みのようだ。と思ったが、Yahooに入電していた。
米国の死者数が、予測の65千人を上回った。イギリス、フランスの死者が二万人を超えた。
【州政府等による措置等のポイント】
◎(北東部7州)医療器具調達のためのコンソーシアム立ち上げ
・本5月3日,クオモNY州知事が中心となり,北東部7州(NY州,NJ州,CT州,PA州,DE州,RI州,MA州)が医療器具調達のためのコンソーシアムの立ち上げを発表しました。クオモ知事が発表した立ち上げの経緯及び概要は以下のとおりです。
– 医療器具の調達に関し,連邦政府,州政府,民間企業での競争によって混乱と価格の上昇を招いたがこれはひどく非効率的なことだった。NY州だけでも,医療器具の調達に少なくとも20億ドルを費やし,北東部7州で計50億ドルも費やしてきた。
– そこで,本5月3日,北東部7州で連携して,個人防護具(PPE),検査機器,人工呼吸器,その他の医療機器を共同で調達するためのコンソーシアムを立ち上げる。本コンソーシアムの設立によって,購買能力の向上と価格の引き下げ,各地域のPPE/医療器具需要の特定,無責任なベンダーの特定・回避などを進めていく。
– また,本コンソーシアムは,今後3ヶ月間,北東部7州地域の需要に見合う量を供給可能な米国・当該地域・各州内のサプライヤーを特定していく。
・クオモ知事の発表後,NJ,CT,PA,DEの各州知事がオンラインで出演し,クオモ知事のリーダーシップへ謝意を表明するとともに,地域が連携してPPEや医療器具を調達することの重要性,社会経済活動の再開に向けた検査の実施とそのための周辺州の連携・協力の重要性について発言がありました。
◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(5月3日)
– 昨5月2日の総入院者数は9786人で20日連続減少し,3月29日以降初めて1万人を下回り,一日の入院者数(3日間平均)も789人と3月22日以降初めて800人を下回った。これは非常に大きな前進。また,同日の死者数は280人と3日連続で300人を下回った。
– 私たちは歴史から教訓を学ばなくてはいけない。マクロ的観点から,中国で何が起こったのか,ウイルスがどのように中国から米国に入ってきたのか,どのように行動すべきだったのか,次はどうすべきか等について検証する必要がある。特に,1918年のスペイン風邪は10か月の間に第3波まであり,第2波が最も深刻であった。
– ウイルスの侵入経路について,5月1日発表の疾病予防管理センター(CDC)の報告書によれば,2月1日頃にはウイルスはワシントン州には中国から入ってきたとみられる一方で,NYには中国ではなくヨーロッパからウイルスが入ってきたとされる。同報告書は,ヨーロッパからの入国禁止措置が遅れたことが3月の米国内での感染拡大につながったと分析しており,入国制限措置は全世界を対象としてもっと早期に検討されるべきであったと指摘している。
– これらの事実は,世界中のどこかで発生したウイルス感染症のアウトブレイクは世界中の他のどの地域でも発生し得ることを示唆している。第2波が来た場合を想定し,この教訓を生かして準備を整える必要がある。
– NY州には民間の病院が176ある一方,公営の病院は20しかなく今次パンデミックのような状況では民間の病院に頼らざるを得ない。そのため,州はこれまで病院間の患者・医療器具・医療従事者・ベッドなどの融通を行うSurge/Flexシステムを立ち上げ,事実上の公営医療システムを構築してきた。
・これをさらに推し進め,秋の第2波に備えるために,州内の各病院に対し,マスク等の個人防護具(PPE)を少なくとも90日分供給できる体制を構築することを要請する。
– 今まで以上に政府がその責任を果たすことが求められている一方で,州民も自分の役割を果たす必要がある。最前線で戦う方々へ感謝を示すためにも,自分ではなく周りの人々を守るためにも,他者と一定の距離を確保した上で,確保できない場合にマスクを着用することは州民1人1人の社会的責任である。
◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(5月3日)
– 暖かい気候の週末だが,大多数の市民が他者と一定の距離を取り,鼻と口を覆ってくれていることに感謝する。再開について,性急に再開して感染が再拡大するといったブーメランのような状況を避けるため,他の国々に学びながら慎重に進める。引き続き協力をお願いしたい。
– 検査体制の拡大のために検査キットを増産する。今週,3万キット/週を生産する見込みだが,将来的には5万キット/週の生産を目指す。また,食時の配布についても100万食/日の配達を目指して体制を拡大する。
– 母の日が近づいているが,例年と異なり同居をしていない場合はFace TimeやSkypeなどで遠隔でお祝いをして欲しい。今年,母親に感謝を示すということは母親を守るということである。
【感染者数等に関する情報】
5月3日現在,(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数 316,415名(312,977名),死者数 19,189名(18,909名)
○ニュージャージー州:感染者数 126,744名(123,717名),死者数 7,871名(7,742名)
世界の感染者数350万人を突破:新型コロナ世界の感染者数(随時更新)https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
医療・健康 社会 防災 2020.05.04
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計で、日本時間4日未明、新型コロナウイルスの感染者数が世界全体で350万人を突破した。国別では、米国が全体の3分の1に相当する115万4000人で、スペイン21万7000人、イタリア21万1000人が続く。これに英国、ドイツ、フランスを加えた6カ国で感染者数は世界全体55%を占める。依然として欧米諸国が流行の中心ではあるが、4月下旬以降、南米やロシアでも感染者が急増している。
感染者数の多い主な国(5月3日正午時点厚労省とりまとめ)
感染者数 死亡者数
米国 1130115 66364
(うちニューヨーク州) (312977) (18909)
スペイン 216582 25100
イタリア 209328 28710
英国 182260 28131
ドイツ 164967 6812
フランス 130979 24760
トルコ 124375 3336
ロシア 123868 1221
ブラジル 96559 6750
イラン 96448 6156
中国 82877 4633
カナダ 55572 3446
日本 14839 492
韓国 10793 250
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をピックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値