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5月4日(月)

5月4日(月)
冬に逆戻り。50度台で寒い。風が冷たい。エクササイズなし。一昨日あたりから、一分208回のメトロノーム最高速度でハノンの一番を片手ずつ練習している。やっぱり左がなかなかついていけない。スプリンクラーをチェックする。一応動いているので、業者呼ぶこともなかろう。

領事館情報
【州政府等による措置等のポイント】

◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(5月4日)
– 昨5月3日の総入院者数は9617人と2日連続1万人を下回り(21日連続減少),一日の入院者数(直近3日間平均)も717人とこちらも2日連続800人を下回った。また,同日の死者数は226人と4日連続で300人を下回った。
– 昨日お伝えしたとおり,ウイルスはヨーロッパからNYへと入った可能性が高く,第二波がある可能性もあるため、データと科学に基づき,指標(Metrics)を計測することが必要である。そこで,入院率とウイルス検査率をフォローしつつ感染者の過去の行動を追跡して「感染率(実効再生産数)」をが1.1以下に抑え、且つ、「病院のキャパシティ」も維持した上で、「地域毎」に「段階的」に再開を行う。
– この方針に基づき、(1)新規感染の監視、(2)病院のキャパシティ、(3)ウイルス検査のキャパシティ、(4)追跡のキャパシティ,の4つを重要な要因として再開に向けた具体的基準を策定した。
– これらの基準を全て満たした地域において、経済的影響が大きく感染リスクが低いビジネスから再開することを基本として,産業別に次の4段階に分けて再開する。また,再開には企業努力も必要であり,時差出勤や在宅勤務の実施、職場の安全確保(マスク着用・消毒・検温)等の予防措置を執ることが重要である。
*フェーズ1:建設業、製造業、卸売業、一部の小売業
*フィーズ2:金融・保険等の専門サービス、不動産、小売業
*フェーズ3:レストラン、飲食サービス、ホテル
*フェーズ4:芸術、エンターテーメント/娯楽、教育
– これらの基準に照らし合わせたところ,現時点では州内10地域のいずれの地域も全ての基準を満たすには至っていないものの地域差がある。
*リスクが低い5地域:ノースカントリー、モホークバレー、サザンティア、セントラルNY、フィンガーレイクス
*リスクが高い5地域:NY市、ロングアイランド(ナッソー郡・サフォーク郡)、ミッドハドソン、キャピタルディストリクト、ウエスタンNY)。
– 各地域は、郡長、郡議会議長、市長、市議、病院関係者、州関係者等で構成される司令室の体制を州に提出するなど,各地域の体制整備が必要である。
– 以上を踏まえて,在宅勤務を命じ、自宅待機等を要請したNY PAUSEは5月15日で期限を迎えるが,州内10の各地域は、上記具体的基準を全て満たした上で、段階的アプローチに従ってビジネスを再開することになるので、各地域とも再開に向けて準備を万端にする必要がある。

◎(NY州)社会経済活動の再開に向けた具体的基準
・本日クオモ州知事が発表した再開に向けた具体的基準は以下のとおりです。
(1)各地域の新たな感染の監視(数値はいずれも直近3日間の平均)
・総入院患者数が少なくとも14日間連続減少している、又は1日の新たな入院患者の数が15人以下であること(疾病予防管理センター(CDC)基準)。
・1日の死者数が少なくとも14日間連続減少している、又は1日の死者数が5人以下であること。
・新たな入院患者数が10万人当たり2人未満であること。
(2)病院のキャパシティ
・少なくともと30%のベッド及びICUベッドが常に利用可能なこと。
・病院には少なくとも90日分以上の個人防護具(PPE)が備蓄されていること。
(3)ウイルス検査のキャパシティ
・1か月で人口1000人当たり30人が検査を受けていること。
(4)追跡のキャパシティ
・10万人当たり30名以上の追跡要員を有していること。

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ(5月4日)
– 今後,鼻と口を覆うもの750万枚を無償で配布する(500万枚:三層マスク、250万枚:布製の鼻と口を覆うもの)。配布は、公営住宅(NYCHA)、食事の配布箇所、日用品店等で実施予定である。配布場所でも他者と一定の距離をとってほしい。

◎(NJ州)マーフィー知事のメッセージ
– 2019-20年度(academic year)の残りの期間,学校を休校とすることを発表する。州教育局を中心として,サマープログラム等の特別なプログラムの実施可能性や9月からの再開に向け,教育関係者も含め検討していく予定。また,NJ州は,連邦政府に対し,教材や校舎の消毒等を含む教育関連の財政支援を申請している。
– 入院者数について,州全体として,減少傾向が続いている。地域ごとにみると,州北部及び中央部は減少傾向であり,南部はピークを迎え,高止まりしている状態。ICUの患者数も6日連続で減少している。
– 週末,公園を再開させたが,ソーシャル・ディスタンシングは保たれていたようだが,マスク等,鼻と口を覆うものを身につけていない人が多くみられたようだ。引き続き,ソーシャル・ディスタンシング及び鼻と口を覆うものを身につけることをお願いする。

【感染者数等に関する情報】
 5月4日現在,(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数  318,953名(316,415名),死者数 19,415名(19,189名)
○ニュージャージー州:感染者数 128,269名(126,744名),死者数 7,910名(7,871名)

世界死者25万人突破、1カ月で5倍増:新型コロナの国別感染者数(随時更新)https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/
医療・健康 社会 防災 2020.05.05
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計で、日本時間5日朝、新型コロナウイルスによる世界全体の死亡者数が25万人を突破した。4月3日時点では5万人だったが、1カ月でほぼ5倍に増えたことになる。CSSEの集計で最も死者数が多いのが米国の6万8000人で、イタリア2万9000人、英国2万8000人、スペインとフランスがそれぞれ2万5000人と続く。また、米ワシントン大の保健指標評価研究所(IHME)は、一部の州で経済活動が再開されたことなどを受け、8月までの米国の死者数を従来予測の倍近い13万4475人に上方修正した。

感染者数の多い主な国(5月4日正午時点厚労省とりまとめ)
感染者数 死亡者数
米国 1156924 67674
(うちニューヨーク州) (316415) (19189)
スペイン 217466 25264
イタリア 210717 28884
英国 186599 28446
ドイツ 165664 6866
ロシア 134494 1278
フランス 131287 24895
トルコ 126045 3397
ブラジル 101147 7025
イラン 97424 6203
中国 82880 4633
カナダ 59474 3682
日本 15057 510
韓国 10801 252
厚生労働省の公表資料から感染者数の多い国をピックアップしている。WHOや各国の公表値とは異なる場合がある。米国の内数であるニューヨーク州のみ同州のウェブサイトの公表数値

世界の感染者数350万人超—ロシア急増で世界6位、ブラジル10万人突破(5月4日)
日本時間4日未明、米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計で、新型コロナウイルスの感染者数が世界全体で350万人を突破した。 イタリアやスペイン、フランスなどでは感染拡大ペースが鈍化する一方、ロシアでは集計開始から初の1日1万人超の増加となった。ブラジルが10万人に到達し、ペルーが4万5000人を超えるなど、南米でのまん延も懸念される。