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2023.1209(Sat) コンサートの日

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1209 (Sat) KCGHコンサート本番と打ち上げ。

                              (KCGH Choir circa 1958 or 1959)

(2024年の年賀状からの抜き書き)

11)神戸のメサイアーメサイアを歌い続ける会

12月9日神戸新聞松方ホールにて、「メサイアを歌い続ける会」の最後の演奏会が終了しました。【写真Z】小生のように遠方から駆けつけた方も多く、同じ段でテナーを歌ったオリックスの宮内氏【写真K】の姿も見えました。この会の前身は、関西学院高等部グリークラブ、神戸女学院高等学部コーラス部により1950年以来1999年まで50年間メサイアを歌い続けた「KCGHクワイア‐」です。その後やはりメサイアを歌いたいという人たちの熱意で2005年に「メサイアを歌い続ける会」が発足し、今日まで18回の演奏会が開かれましたが、2023年で活動の幕を閉じることになりました。1958年弱冠15歳の時よりメサイアを歌ってきました小生にとっては、メサイアによってクラシック合唱に開眼し、ニューヨークにおける著名合唱団、The New York Choral Society, The Masterwork Chorus, The Oratorio Society of New Yorkなどで、毎年3回もカーネギーホールで歌えるまでに至った事をおもえば、KCGHでメサイアに出会えたことが、いかに重要なTurning Point であったか、その後の自分がいかに幸運に恵まれたかを今更ながらにかみしめております。さらにローマの聖ペテロ大聖堂、ベニスの聖マルコ大聖堂、ウイーンの聖シュテファン大聖堂、ブダペストのマタイヤス教会, ロンドンのウェストミンスター寺院などで歌えるようになったことも、KCGHのおかげ、メサイアのおかげであると、感謝しております。レパートリーも、ヘンデルのメサイア、エジプトのイスラエル人、Samsonなど、ベートーベンの第九、荘厳ミサ、ブラームスのドイツ・レクイエム、Liebaslieder、ラスマニノフのVespers,  Mozartはレクイエム、戴冠ミサ、ハ短調ミサその他の合唱曲、メンデルソンの預言者エリア、聖パウロ、バッハのロ短調ミサ、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、マニフィカートなど、Verdiはレクイエムに加えAidaのオペラ全曲、そのほかハイドン、フォーレ、プーランク、サンサーンス、Vivaldi、OrfのCarmina Burana、パレストリーナ、ウイリアムスなどの素晴らしい合唱曲に出会うことができました。これもすべてKCGHのおかげです。今回の中断は、まことに残念ではありますが、再び三たび不死鳥のようによみがえることを願って、アメリカの地でメサイアを歌い続けて参ります。

12)オラトリオのメサイアーー12/9には神戸で、12/18にはカーネギーで、日米ダブルメサイア

The Oratorio Society of New Yorkの創立は1893年で、翌1894年(KC創立の前年)より毎年メサイアを歌ってきた伝統があります。当時オラトリオのアルトのメンバーのご主人が合唱団運営委員会の会長で、「この合唱団(とNYフィル)にはコンサートホールが要る」と言って、建ててくれました。彼の名は、アンドリュー・カーネギー(鉄鋼王)で、ホールの名は、「カーネギーホール」です。ホールが完成し、チャイコフスキーがこけら落としに振った1891年(KG創立の二年後)以降はここで毎年メサイアを歌っています。幸いにも小生はそのような伝統のある合唱団に2009年、オーディションに合格して入団し、毎年12月にはカーネギーホールでメサイアを歌ってきました。2023年も例外ではなく、コーラスとオーケストラ全員がマスクを外して素晴らしい演奏をしました。 これで、日米ダブルメサイアを歌いました。【写Y(2024年の年賀状からの抜き書き終わり)

演奏会お疲れまでした。
疲れはとれましたでしょうか?

来場者は 535名 客整数706席で大体想定内でした。ずっと当会のステージマネージャーを引き受けてくださっている矢橋さんから、今回の演奏会が今まで聴いた中で一番良かったと仰ってくださいました。
みなさんの本番力、ラストコンサートへの想いが聴衆に伝わったことでしょう。

ありがとうございました。

エレクトーン演奏も本当に見事でした。
オケのようなサウンドが実現しましたね。

藤井さんから写真 ビデオのリンク先をいただきましたので共有したいと思います。

写真・動画
https://photos.app.goo.gl/4StobM6kpjzoXtte6

若林さんによる締めの動画↓
https://youtu.be/HGfcmShnYQE

ところで事務局より演奏会当日、蝶ネクタイのお忘れ物があったとのことです。
心当たりのある方は私(s.otuka@gmail.com)までご連絡いただきますようお願いいたします。

大塚

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亀井さんの感想です。

皆さま

この度の演奏会のためにいろいろとお骨折りをされましたことご苦労様でした。今まで中心的な立場で運営に関わってきた人に頼れない中で皆さん本当によくやられたと思います。また、お互いに呼吸を知り尽くしていた指揮者が私に代わり戸惑いも多かったでしょう。しかし、結果的には私がとてもやり易い環境を整えてくださり、好きなようにやらせていただきました。特に、技術面においては金房儀子さんには大いにサポートしていただき本当に助かりました。鳥居達子さんやソリストの皆さんへのコンタクトなどすべて任せきりでした。また、メンバーの皆さんに私の指示事項を徹底してくださったり、そのほか私の気が付かない種々な面でもカバーしていただきました。これらのすべての事柄に対して心よりお礼を申します。

さて、演奏について申しますと、私の期待を超える出来でした。今まで1年以上に亘る練習においてあのような結果を想像できたでしょうか? 否です。直前のステージ練習でもまだまだという感じでしたから。どうしてあのような結果を得られたのかとその要因を考えてみますと・・・・。これが「歌い続ける会」の最後の演奏なのだという感慨、不安を持っていた伴奏がうまくいって安心して歌えた、会場の音響の良さも加えて伴奏との相乗効果など、そのほか、それぞれ人によって感じ方は違うと思うのですが、そんなことも影響したのではないかという気がしています。私のことを言いますと、伴奏については前日のGPの時点でうまくいくと確信していました。ソロは伴奏とのタイミングでミスがなければまあまあいけるのではないかという感じ。問題は合唱でした。しかしこれは杞憂に終わりました。演奏が始まって最初に身体全体に感じたのが皆さんの視線(集中心)です。私の一挙手一投足に対して微妙に反応できる・・・こういう雰囲気ができれば何の心配もありません。私の中に余裕が増幅し細かい指示が出しやすくなります。慣れない合唱団を相手にこのような雰囲気ができることは稀ですが、神様のお導きでしょうか?そんなことで章が進んでいくにつれて益々よくなっていきました。こうなると皆さんも細かいことは考えずにのびのびと歌え、練習中に浸み込んだお願い事項が自然と出来ていくのです。

ちょっとオーバーな感想を述べましたが、そんなことで私自身満足をしています。

ここで、演奏会後に私に寄せられたメールを2通添付させていただきます。最初のメールは私の友人からの感想で、後は鳥居達子さんからのものです。友人からのメールは伴奏のことを詳しく書いてありましたので、それを達子さんに送りました。

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亀井さんから演奏会の感想並びに亀井さんの友人と鳥居達子さんが亀井さんに宛てに送られた素晴らしい感想が役員MLに届きましたので共有したいと思います。
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友人からのメール 2023.12.10
亀井様
お疲れさまでした。
たいへん素晴らしい演奏で、アーメンコーラスが終わって涙が出ました。
音楽的な感動はもちろんですが、その感動の上澄みのような感慨に浸ることができました。
それはキリスト教徒でよかったという思いでした。
忘れていたものがひょっこり顔を出したみたいな、そんな感慨でした。

それと、鳥居さんのオルガンというか、あの電子楽器には驚愕しました。
弦のボーイングの再現、同じピッチでの16部音符の連続音を細かい弓の上下のように
表現するのはいったいどうやって指を使うのか、
ティンパニの連打はどういう仕掛けがあるのか、驚きの連続でした。
パイプオルガンと違って右足がエクスプレッションペダルにとられるので、
両足を使わずペダル鍵盤は左足一本で、トウとヒール、たった2点の操作でよくあれだけ
低音の速いパッセージがこなせるものだと最初から最後まで圧倒されていました。
エレクトーンというのはブランド名で、いわゆるエレクトーンのプーという音を
先入観で期待していたら、とんでもないオーケストラの演奏が始まって
もうそれだけで感動でした。そのオケ伴奏がスピーカーを通して聞こえることにも
章を追うごとにすっかり違和感がなくなりました。
鳥居さんは鍵盤奏者として一流であることはもちろん、オーケストラスコアをとことん勉強したうえ、
それをあの楽器からどう引き出すか、ずいぶん研究、工夫されたと思います。
それと、瞬時のストップの転換、上下の鍵盤の使い分け、おそらくプログラミングないし、
プリセットの最大活用、もうそれはスーパーマンの演奏としかいいようがありません。
何でもないようなそっけない素振りで入退場されていく姿にも惚れました。
もちろん、独唱者も素晴らしかったですし、
合唱も良く練習が施されていました。
しかし私にとってはあの鍵盤楽器のスーパーパフォーマンスが特に感動的でした。
いずれにしても降誕節にとても良い恵をいただいたような、素晴らしい魂の経験を
させていただきました。とても感謝しております。ありがとうございました。
もちろん、久しぶりの「うまいもん屋魚河岸」の刺身三種盛りも、メガハイボールも
たいへんおいしかったです。ではまた金曜日に。

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鳥居達子さんからのメール  2023.12.13
亀井清一郎様
この度はMessiah伴奏にお声をお掛けいただき素晴らしい時間を共有させていただきました。
誠にありがとうございました。
これまで合唱の伴奏はいくつかの団体とさせていただいたのですがやはり新月会とご一緒させていただいたステージが忘れられずお引き受けしました。
また打ち上げでも少しお伝えしたように父は定年した頃から「90歳までゴスペルを指揮することが目標だ」と言いながらいくつかのゴスペルグループを指導していましたが認知症を発症したこともあり叶わず他界しました。
父が絶大なる信頼を寄せていた亀井様の指揮で伴奏させていただけることで亡き父が喜ぶだろうと感じたことも事実です。

皆様方はこれまでオーケストラの伴奏でコンサートされていたわけですから出来るだけオーケストラならではの音楽に近づけるよう、そして亀井様やソリストの考えられるような音楽にしたいという気持ちで取り組み始めましたがやはり中身も濃く音楽的にも深い大作なので全貌を把握するまでに時間がかかってしまいました。

加えて今思うと電子楽器がお嫌いな団員も多くいらっしゃるはずですから、なかなかまとまらない私の音楽に
亀井様はかなりご心配されたかと思います。
今更ながら大変申し訳ございませんでした。

エレクトーンで伴奏することでMessiahの作品や皆様の合唱を汚してしまうことだけは避けたい、できれば皆様に気持ちよく歌っていただきたい、そして亀井様の思っていらっしゃる音楽になるようにしたいと思い準備しつつ、思うように作業が進まず苦労いたしましたが本番ではソリストや合唱の皆様と一体になれた場面も多く充実した時間でした。

また本番、練習時とは打って変わって合唱が素晴らしくまとまって聴こえた場面が多く(特にテナーが私の場所からよく聞こえたのですが)、亀井マジック?と驚きつつ皆様の合唱に導かれる瞬間も多く一人で音楽することがこのところ特に多い私としてはとても新鮮な感覚であり久しぶりにアンサンブルの醍醐味を思い出させていただきました。

コンサート翌日、もう少し完璧に近い演奏をしたかったと思う気持ちやピアノ伴奏のメサイアコンサートも多いと伺い、もっと音を減らし通奏低音だけで演奏する曲があると演奏の質も上げられたのではないかとも反省しておりました。
しかしながら亀井様のご友人からのありがたいお言葉にやはりオーケストラの音楽を大切にすることがMessiahという楽曲をリスペクトすることにつながったのではないかと感じこれまでの全ての苦労も一気に吹き飛びました。
譜面貼りを手伝ってくれた娘がコンサートはどうだったの?と心配してくれたので亀井様のご友人からのメールを見せたところとても喜び、最高にお誉めいただいているのだと思うからこのメールは必ず残しておくと良いのではないかと言いつつ家族のグループラインにこの文章を上げてくれ、我がごとのように喜んでくれました。

しばらくはそのお言葉をありがたく感じ浸らせていただき来週あたりから反省しようと思います。
ご友人の方にくれぐれも宜しくお伝えください。

また最近は目上の方にお導いただける機会もなくなっており亀井様に指揮していただいたことは大変勉強になりました。(なかなか亀井様のオーダー通り弾けないことも多かったのですが、おっしゃっていたことは理解しておりました。)
同時にお若いソプラノの植田様はじめソリストの方々の歌や解釈、お人柄にも学ぶことが多く刺激的な時間でした。
ソリストの皆様にくれぐれも宜しくお伝えください。

ご一緒させていただき誠にありがとうございました。
季節柄くれぐれもご自愛くださいませ。

鳥居達子

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あらためて、こんな機会を得られたことに感謝いたします。

大塚

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