2021年9月14日（火）
今日は阿波踊りのZoom稽古が中止になったので、なんとなく締まらない。天気も昨日と変わらず、晴れというものの、ぼんやりとして湿気の多い日だった。来月のハイキングは、紅葉がNear peakになるはずの10月10日（日）に決めて、行先は何十回となく行ったRamapo Torneにした。初心者向けなので、いろんな人が来てくれるかもしれない。
20年前の9月14日の記録を下記する。
9/14/01
西谷
世界貿易センター崩壊－（3）
14日は、大統領のNY訪問があるため、13日夕刻よりNY市内は戦車を伴ったパトロールがなされていたと聞きました。13日夜半より14日昼すぎまでNY地区は雨量は50ミリ前後の雨となり、当地ではかなりの雨量ですが、この雨の中を徹夜で救助活動が続きました。本日現在、行方不明者名のリストは4700人に上るとの事です。事故以来昨日までは驚きと混迷の3日間であり、各TVニュース局はAmerica Under AttackとかAttack on America等のタイトルをつかっていましたが、本日からはAmerica Unitedに変わっており、Unityの段階に入ったと見受けられます。
14日は大統領がNational Day of Remembrance を提唱、国旗の掲揚と追悼を呼びかけ、11時半よりワシントンのNational Cathedralにて歴代の大統領、過去から現在に至る立法・司法・行政の要人が集まり追悼集会を行いました。（副大統領は国家安全確保の観点より大統領との同席を避け、キャンプ・デービッドにて執務のためここの集会には参加せず。）これは、テレビで全国中継され、各宗教の説教につづき、大統領もスピーチしました。また、一般人は正午を期して最寄りの教会での集会に参加する形か、または個人で黙祷をする形ででも追悼の意を表する機会がありました。当社でも、各部門長の判断で従業員にかかる機会を与えました。当社近所の教会での集会は、子供から老人まで参加者が非常に多く、駐車場があふれ、着席出来ない参加者も多くでるほどの熱心さでした。 また、7時には各地でキャンドル・サービスが行われました。
14日金曜日のNY地区の空港は午後5時にOpenされましたが、便数は大幅に削減されています。特に国際便は、まだ米国内にいるテロリストグループの国外逃亡を防ぐ為と、テロリストが米国内に新しく追加されるのを防ぐ為厳しく制限されています。テロリストの所在と動静が明らかになるまで航空便は制限を受けざるを得ない状態と考えられます。捜査当局はテロリストのリーダーは、ビン・ラディンであるとの何らかの証拠を持っているのではないかと考えられています。確たる証拠がなくても、Beyond Reasonable Doubtという確信があれば、報復を実行する可能性があります。上院は本日軍事行動に入る事を認め、下院も明日認めるものと見られています。CNNによれば、テロ指導者を抹殺する事に81％が賛成、軍事行動の為の徴兵制度復活に66％が賛成との事です。本日、大統領が50,000人の予備役召集をAuthorizeしました。
NYCへのアクセスは、一部の橋、トンネルを除き通行可能となり、警戒区域もCanal Street以南となりました。警戒区域内の証券取引所の月曜日再開にむけて通勤経路の確保とか、電気、ガス、水道の回復など、週末中に完了するよう急がれています。連邦議会は緊急対策費400億ドルの支出を認めました。戦闘機が上空を警戒するなど厳戒態勢の中を大統領が事故現場を夕方視察し、救助隊員に語りかけ士気を鼓舞しました。救援物資は各学校を通じて要請があったり、自主的な物資寄贈はジャビッツ見本市会場で受け付けられています。ソニーアメリカは赤十字とNY市に合計4百万ドルの寄付を行うとの事です。 以上
山中泉さんの（シカゴ在住ビジネスマン）のYoutube投稿
https://www.youtube.com/watch?v=6l6Z0–tQPI
NBC Nightly News
https://www.youtube.com/watch?v=BE0ZfxAQr-Q
Today’s Music Patricia Janečková: Pie Jesu (with Latin and English subtitles)
https://www.youtube.com/watch?v=nEao2lKRt7U